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3月11日の唄まきにいらしてくださった皆さん、
寒い中、本当にありがとうございました。 三月と言えども空気は冷たく、午後からは雨もふり出して、 白い息のもれる、それは真冬のライブイベントとなりました。 今回初めて、「ゆる」の龍生くん、ハッピィゆうきくん、ともきくんに サポートしてもらい演奏しました。色々お願いしましたが、しっかりやってくれて、 当日は楽しく歌う事ができました。ありがとう! 震災から丸一年。 14時46分に黙祷を行いました。 たまたま、とは言え、この日にイベントを行う事について、ぎりぎりまで 色々考えました。 自分の持つ社会性も個人的な思いも、それらをひっくるめた上での決心さえも、 はっきりと正しいのかどうかわからなくなることもありました。 イベントが始まるまでの付近の挨拶回りで、商店街の方々の中には、 「みんな、歌ってる場合じゃないだろう」とおっしゃる声もありました。 それだけ ひとごとでなく、深刻に受け止めているのです。当たり前のことなのです。 黙祷しているあの時間、その場にいた全てのひとがきっと、 自分以外の誰かのことを思っていたことでしょう。 その翌日、奈良のお水取りを見に行きました。 この日もまた、ちぢむような寒い夜でした。 けれども、今年はどうしても訪れたかった。 青い闇が降りかかった東大寺を通り抜け、参道をのぼる。 鹿が横切ってゆく。 二月堂の修二会のなかでもクライマックスと言えるお松明である。 始まる40分ほど前に、本殿の下に着いたが、すでに多くの人で 入場規制が行われていた。 今回も案内してくれた友人の Yokiちゃんと、話をしながらしばらく待った。 彼女は今年、奈良で個展を開く事になった。おめでとう! 石段を上がり、境内に入る。寒さは増し、足先の感覚はもはや無くなっている。 予想以上の人の山である。ギュウギュウしているが、押し合いはせず、ゆっくりと 流れている。 5本目の大松明が欄干に登場していた。 火の粉が夜空に舞い、風に流された灰の欠片が頭の上におりてくる。 奈良では、二月堂のお水取りが終わると、やっと春がくると言われているそうだ。 去年 様々なことがあって、いま こんな気持ちで二月堂を見上げるなんて 想像できただろうか。 ここに立たせてもらっていることを ぐっと噛み締めて、ありがたいと思い、 祈った。 どうかみんなが うまくゆけ。今よりもっと うまくゆけ。 まだ春浅き奈良の空は 満天の星がうつくしかった。 あたたかな陽気がくるころ、私も前進してゆこう。
by greenteamusic
| 2012-03-25 10:03
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